経歴 / プロフィール
ソプラノ 東田 枝穂子
Shihoko HIGASHIDA
山口県生まれ。神奈川県育ち。東京藝術大学卒業、新国立劇場オペラ研修所9期生修了。ハンブルク音楽院演奏芸術家コース、ロストック音楽演劇大学大学院舞台歌唱(オペラ)科修了。
新国立劇場オペラ研修所公演『アルバート・へリング』ナンシー役、『フィガロの結婚』ケルビーノ役、『カルメル会修道女の対話』マチルダ役等で出演。サイトウ・キネン・フェスティバル松本では、青少年のためのオペラ『ヘンゼルとグレーテル』に露の精・眠りの精役で出演。ドイツ・ロストックでは『フィガロの結婚』のスザンナ役で出演し、地元紙の記事にて絶賛される。この他メノッティ『電話』ルーシー、O.シュトラウス『陽気なニーベルンゲン』フォーゲル、プッチーニ『修道女アンジェリカ』アンジェリカ役等で出演している。
ドイツではハイドン『四季』のソリストを務め、北ドイツ放送局に放映された他、マーラー没後100年を記念した演奏会にて、トーマス・ミッテルベルガー指揮マーラー『交響曲第4番』のソリストを務めた。またドイツでも屈指のホール「ライス・ハッレ」にて、ハンブルク・ブラームス合唱団定期演奏会オルフ『カルミナ・ブラーナ』でソプラノ・ソロを務め、いずれも好評を博した。その他『第九』(ベートーヴェン)、『レクイエム』(モーツァルト・フォーレ)、『エリア』(メンデルスゾーン)、『テ・デウム』(ドヴォルザーク)、『クリスマス・オラトリオ』(サン=サーンス)等のソリストも務めている。作曲家からの信頼も厚く、数多くの現代曲の初演を行っている。2013年のワーグナー生誕200年の記念すべき年に、バイロイト音楽祭奨学生に選出された。
2015年に帰国し、その後も数々のコンサートに出演。特に子どものためのコンサートに力を入れ精力的に活動し、2021年にはソニー音楽財団「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」にオペラ『ヘンゼルとグレーテル』を題材とした企画が採用され、現在もその企画・出演動画がYouTubeにて配信されている。
クリスタル・ヴォイスと言われる透明感のある歌声は、常に高い評価を得ている。
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メゾソプラノ 川合 ひとみ
Hitomi KAWAI
東京都出身。東京藝術大学卒業。桐朋学園研究科修了、ロストック音楽演劇大学修士課程修了。
プッチーニ『ジャンニ・スキッキ』ツィータ役、パーセル『ダイドーとエネアス』魔法使い役、 モーツァルト 『フィガロの結婚』マルチェリーナ役、 O.シュトラウス『陽気なニーベルンゲン』ウーテ役、ザンドナーイ『フランチェスカ・ダ・リミニ』アリティキアーラ役等、在学中から数々のオペラに出演する。
2016年ケルン室内歌劇場及び2017/18年シーズンにミュンヘンの劇場パズィンガー・ファブリックにて、ロッシーニ作曲『シンデレラ』にタイトルロールとティスベ役、2018/19年シーズンにはヴェルディ作曲のオペラ『ルイザ・ミラー』 にフェデリカ役で出演する。
その他にもベリオ『フォーク・ソング』、ズーターマイスター『カンタータ2番』等の近代音楽、ワーグナー『ヴェーゼンドンク歌曲集』、ベルク『七つの初期の歌曲』、ブラームス『アルトとヴィオラのための2つの歌』の歌曲分野、オラトリオではハイドン『ネルソンミサ』、ブルックナー『ミサ曲第3番へ短調』、サン=サーンス『クリスマス・オラトリオ』、ヘンデル『メサイア』、J.S.バッハ『カンタータ』、及びベートーヴェン『第九』、ブラームス『アルト・ラプソディ』、 マーラー『リュッケルト歌曲集』、『原光』等の作品をシュターツカペレシュヴェリーン、 シンフォニーオーケストラ・ミュンヘン-アンデックスを始めとしたオーケストラと共演。
2017年ドイツ・ペルレベルクにてロッテ・レーマンアカデミー最優秀賞受賞。近年では2021年8月に東京二期会ベルク作曲「ルル」ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役で出演。ソロコンサートも開催するなど精力的に活動している。二期会会員。
ピアノ 辻田 祐希
Yuuki TSUJITA
大阪府出身。大阪府立夕陽丘高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を卒業、同大学院修士課程を修了。修了時にピアノ演奏優秀者に選出される。第1回宝塚ベガ学生ピアノコンクール第1位、併せて宝塚演奏家連盟特別賞受賞。第23回市川市文化振興財団新人演奏家コンクール優秀賞受賞。
イタリアへの短期留学を重ねながらコレペティートルの研鑽を積んでいる。オペラ、歌曲、ミュージカル、合唱、器楽の伴奏を数多く行い、東京と大阪を中心に演奏活動を展開している。
これまでにピアノを眞木利一、小出ひろみ、田辺緑、渡辺健二、有森博の各氏に、リートをヘルムート・ドイチュ、マルクス・ハドゥラの各氏に、コレペティートルを森島英子、レオナルド・カタラノットの各氏に師事。日本演奏連盟会員。聖徳大学音楽学部講師、神奈川県立弥栄高等学校非常勤講師。
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〈レギュラーゲスト〉
メゾソプラノ 佐間野朋美
Tomomi SAMANO
神奈川県出身。聖徳大学人文学部音楽文化学科卒業。同大学院研究科博士前期課程修了。在学中に定期演奏会、大学オペラに出演。
オペラではモーツァルト作曲≪フィガロの結婚≫花娘Ⅱ役、ヴェルディ作曲≪椿姫≫フローラ役、アンニーナ役などで出演、その他数多くのコンサートに出演している。
合唱団や高等学校などでの合唱指導も精力的に行う。 女声アンサンブル“Jソロイスツ” 所属。日本声楽アカデミー会員。
〈ゲスト〉
ピアニスト 千葉奈実
Nami CHIBA
宮城県仙台市出身。常盤木学園高等学校音楽科を経て、昭和音楽大学ピアノ演奏家コース及び、同大学院修士課程を修了。ピアノ・歌曲伴奏を田原さえ、ドイツ歌曲伴奏を室井摂の各氏に師事。
MHKSアーティスト会員、日本ショパン協会東北支部特別会員、日本ドイツリート協会会員。ヤマノミュージックサロン、ワンワンワンミュージック音楽教室向ヶ丘校、ピアノ講師。
演出・脚本
ロストック娘☆の初めての動画作品『オペラをみよう!ついでにいっしょにおどっちゃおう♪ヘンゼルとグレーテル』には、演出・脚本で、バリトン歌手の近藤圭が参加しております。
近藤圭は歌手活動だけではなく、独自の視点からクラシック音楽作品を解釈、展開し、クラシック音楽をより身近に、自由に感じていただけるよう、新しい表現方法を見つける活動をしております。
長野県出身。国立音楽大学大学院を首席で修了。新国立劇場オペラ研修所修了。ローム ミュージック ファンデーションの奨学金を得て渡独。『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールでオペラデビュー。 近年は小澤征爾指揮『子供と魔法』大時計役、東京二期会『ナクソス島 のアリアドネ』ハルレキン役、日生劇場『ラ・ボエーム』ショナール役 等で出演。2019年は東京芸術劇場『ドン・ジョヴァンニ』マゼット役、 小澤征爾音楽塾『カルメン』ダンカイロ役、全国共催『カルメン』モラレス役等で出演し成功を収めた。 当たり役とされている『魔笛』のパパゲーノ役は、新国立劇場本公演に急遽代役で出演し喝采を浴びたのをはじめ、日生劇場・黒い薔薇歌劇団に立て続けに出演し高い評価を得ており、新国立劇場で演じた様子は令和2年度版小学4年生の音楽の教科書に鑑賞教材として掲載されている。
2020年には、新国立劇場において半年ぶりとなるオペラ本公演『夏の夜の夢』にディミートリアス役として出演し、続けて新国立劇場ロームシアター公演『魔笛』でもパパゲーノを務めどちらも高い評価を得た。
2021年には、日生劇場『ラ・ボエーム』ショナール役、東京二期会『魔笛』パパゲーノ役(宮本亞門演出)等、たくさんのオペラ出演が予定されている。
『カルミナ・ブラーナ』『メサイア』『第九』『レクイエム(モーツァルト、フォーレ)』等のソリストも数多く務めている。BSフジ『レシピ・アン』でMCを務める等メディアにも数多く出演している。 台本・演出も手掛けており、バッハ『コーヒー・カンタータ』、メノッティー『電話』、 グリーク『ペールギュント』など、小さな会場でも本格的なオペラを楽しんでもらえるよう、スクリーン等を使った企画・演出をして好評を得ている。
また、コロナ禍の自粛期間をきっかけにオペラのオリジナル作品映像の脚本や演出を手掛け、東京都『アートにエールを!』に出品した『マテキテキ』をはじめ、ソニー音楽財団の「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」では、550組から選ばれた23作品のうち脚本・演出を手掛ける2作品が採用され、新たな取り組みも評価されている。
二期会会員。
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